こんにちは、古澤です。今日は珍しく、私が書きます (^^;
夏祭りシーズンに入り、全国各地でいろいろな夏祭りが開催される季節になりました。そして地元の岩手・盛岡も例外ではなく、「盛岡さんさ」と呼ばれる踊りがあります。今回はダチョウから少し離れて、先日の 7/20、東京都上野で行われた夏祭りパレードで行われた盛岡さんさ踊りをご紹介したいと思います。
盛岡さんさは、古くは南部藩の時代から受け継がれてきた踊りです。またその起源は、盛岡市にある三ツ石伝説に由来しています。三ツ石伝説とは…
その昔、南部盛岡城下に羅刹鬼(らせつき)という鬼が現れ、悪さをしてあばれておりました。困り果てた里人たちは、三ツ石神社に悪鬼の退治を祈願しました。神様はその願いを聞き入れて悪鬼たちをとらえ、二度と悪さをしないよう誓いの証として境内の大きな三ツ石に鬼の手形を押させました。
これが三ツ石伝説で、岩手県の名の由来だとも言われています。鬼の退散を喜んだ人たちは三ツ石のまわりを「さんさ、さんさ」と踊り回り、これが「さんさ踊り」の始まりだと言われています。
今年の盛岡さんさは、8/1 ~ 8/4までの 4日間、盛岡市の中央通りにてパレードを行います。ぜひ一度、盛岡さんさ踊りを見にお越しください。
盛岡さんさ踊り公式ウェブサイト
http://www.sansaodori.jp/
ミスさんさ 2013
http://www.sansaodori.jp/enjoy/
次回は、地元の人しか集まらない伝統的な盛岡さんさを1つ紹介したいと思います。古い神社の前で、地域の人だけが踊る伝統的なものです。商業的ではないという点で派手さはありませんが、「さんさ、さんさ」という踊りの意味や伝統をお伝えできればと思います。